おはようございます！ねむ子です。
当記事では、職業訓練の授業を休むとどうなるのか？休んだときのデメリットを3つ解説します。
職業訓練に通い始めるあなた、こんな疑問を持ったことはありませんか？
職業訓練って休むとどうなるの？ペナルティとかデメリットってある？
ゆっくり寝たい日もあるし遊びたい日もあるし休んでもいいよね？
今回は、上記のようなお悩みにお答えします。
職業訓練はやむを得ない理由以外で休むとデメリットばかり！
失業手当の減給や、最悪の場合退校処分もありえます。
管理人ねむ子も、職業訓練に通っていた時に何回か授業を休みました。
この記事を読めば、職業訓練を休むときの注意点がわかり、手当などの面で損をせずに済みます。
職業訓練を休むときには、さまざまな理由がありますよね。
休んだ理由が“やむを得ないもの”か”そうでないか”で、申請や手当が変わってきます。
職業訓練をやむを得ない理由で休んだ場合は、失業手当や通所手当が減らされるなどのデメリットはありません。
やむを得ない場合とは、簡単にいうと、怪我や病気・転職活動における試験・家族や親せきに関する行事です。
しかし、やむを得ない場合で休む際は、その証明を提出しなければ認められません。
以下の表で、どんな休みが認められ、どんな証明が必要なのか確認しておきましょう。
| やむを得ない理由 | 必要な書類・証明 |
| 病院の受診 | 病院の領収書、診断書、処方せんの写し |
| 身内の介護 | 身内や親族に介護が必要とされる証明書や診断書 |
| 身内の忌引き | 会葬礼状や案内状の写しなど |
| 配偶者・及び3親等内の命日法事 | 案内状の写しなど |
| 本人や親族の結婚式 | 招待状や案内状、新婚旅行の場合は旅行日程表 |
| 自身の子どもの入学式・卒業式 | 案内状の写し |
| 国家試験や検定等の資格試験の受験 | 受験票などの写し |
| 就職試験や面接 | 面接証明書(※) |
| 交通機関の乱れ・事故 | 交通機関発行の遅延証明書・事故証明書など |
※就職試験の証明で必要な「面接証明書」は、職業訓練校でもらえます。
試験の前に必ずもらっておき、企業の担当者に記入をおねがいしましょう！
職業訓練を休んでしまうと、さまざまなデメリットが生じます。
では、それぞれについて簡単に説明していきます！
職業訓練を寝坊や遊びなどの理由で休むと、もらえる給付金が減らされてしまいます。
無職にとって、手当が減るのは大ダメージ！
それぞれどんな手当か、そしてどんな場合に減らされてしまうのでしょうか。
基本手当
基本手当は、雇用保険（失業手当）のことをさします。
寝坊など必要性のない理由で授業を休むと、休んだ時間分の基本手当がへらされます。
やむを得ない理由で欠席した場合は、証明書を提出することで、基本手当が減らされることはありません。
※基本手当は、公共職業訓練のみです
受講手当
通所手当は、公共職業訓練に通った日にもらえるお金です。
1日500円、上限2万円(40日分)まで支給されます。
やむを得ない理由で休んでも、休んだ日の受講手当はもらえません、
しかし、訓練に40日以上通えば、給付が先延ばしになるだけで満額もらえます。
通所手当
通所手当とは、職業訓練所に通うための交通費です。
通所手当は、基本手当と同じでやむを得ない理由の欠席なら、減らされません。
以下の表が、休む理由と手当の減額についてのまとめです。
| やむを得ない理由（証明書あり） | やむを得ない理由ではない やむを得ない理由（証明書なし） | |
|---|---|---|
| 基本手当 | 支給される | 支給されない |
| 受講手当 | 休んだ日は支給されないが、 訓練に40日以上通えば先延ばしになるだけで 満額もらえる | 支給されない |
| 通所手当 | 支給される | 支給されない |
やむを得ない理由で休んだときに、証明書を提出することが非常に大切ですね！
参考：職業訓練受講中に風邪で休んだが、基本手当等どうなる | 職業訓練 « 職業訓練：人事・労務相談Q&A (f-syaroushi.jp)
職業訓練は、休んだ分の補習などは基本的にありません。
補習が行われないので授業の進みが早いと、1日休んだだけで内容がわからなくなることもあります。
特に、制作作業のあるクラスでは1日で一気に内容が進んでしまいます。
寝坊や遊びなどの理由で休むと後が大変なので、極力休まないようにしましょう。
私の通っていたWebデザイナーコースは、毎日むずかしい内容だったので休むと大変！
自宅で復習をしたり、クラスメイトに教えてもらったりしないといけません。
職業訓練を休んだ場合は、欠席届の提出をしなければなりません。
届け出は、訓練校を通してハローワークに伝えられます。
1度くらいだと良いですが、休む回数が多いとそのたびに欠席届を出さないといけません。
休憩時間をつぶして書いたり、書き直しがあったりと面倒です。
欠席届には、以下のことを書きます。
1つでも書きもらしてはいけません。
欠席だけでなく、遅刻や早退でも、届け出は提出する必要があります。
簡単なことのように見えますが、授業で疲れている合間にわざわざ書類をもらって書いてというのは意外と面倒です。
職業訓練は、授業を2割以上欠席すると退校処分となってしまいます。
退校処分についての注意は、初日のオリエンテーションでも厳しく言われます。
国からお金をもらい学習させてもらっているので、不真面目な人への対処は厳しいです。
念のために、何日まで休めるのか計算しておきましょうね。
「2割はズル休みできるじゃん」って考えちゃダメですよ！
以上が職業訓練を休んだ時に起こるデメリットです。
職業訓練にまつわるお金は国から出ているため、休みに関しては厳しいです。
就職したときの時間管理の練習も兼ねて、毎日きちんと授業に出るよう頑張っていきましょう！
また、訓練の終わりが近くなると、終了後手当のことも考えなければなりません。
終了後手当とは、訓練が終わった後もお金がもらえる制度です。
当ブログでは終了後手当についても解説しているので、職業訓練生は必ず見ておきましょう！
この記事を読んで準備をしておけば、訓練を卒業したあとも1ヶ月延長してお金を受け取ることができます。
それでは、オヤスミナサイ。。。
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