今回は、教員を転職するか迷っているあなたに、「教員を辞めて良かった理由5つ」をお伝えします。

教員の仕事がつらい。辞めたい。
周りはもったいないって言うし、どうしよう?



教員から民間企業への転職ってむずかしいんじゃない?
やめる勇気が出ないなぁ…
結論から申し上げると、教員から民間企業への転職はできます。
この記事では、様々な事情で教員をやめるか迷っているあなたに、私が教員をやめたあとの現状をお伝えします。
これから紹介することが魅力的ならば、あなたは教員をやめるべきかもしれません。
- 元教員のわたしが「教員を辞めて良かった」と思う理由
- 教員から民間企業に転職できる理由
- 教員をやめるのはもったいなくない理由
この記事を書いた人


ねむ子
- 中学生のころから教員志望
- 教育学部出身
- 小学校2つ、中学校1つで教育実習経験あり
- 大学卒業後、小学校教員になるが業務量の多さに心を病み、約3ヶ月で退職
- つかれた教員のためのブログ運営中
【教員を転職するか迷うあなたへ】教員を辞めてよかった理由5つ
元教員の私が感じた、教員をやめて良かった理由5つは、こちらです。
↑タップで、それぞれの詳細を読めます
以下では、それぞれについて詳しく解説していきます!
辞めてよかった理由1|教員から民間企業への転職ができたから


あなたが教員からの転職を考えたとき、まず「民間企業に転職できるの?」と不安に思ったのではないでしょうか。
結論からいうと、自分のアピールを正しく行えば、教員から民間企業への転職はできます。
管理人ねむ子も、転職を考えたときにたくさんの不安がありました。
~~昔のねむ子~~



教員以外で私にできることなんて何があるんだろう?
社会に出ていないし、実績もないのにどこが雇ってくれるんだろう?



就活もしたことないのに、転職活動なんて大丈夫なんだろうか?
わたしは当時、就活や業界研究をしたことがなく、「業種」の意味すら分かりませんでした。
それでも、転職エージェント



当時私が利用していたのは、リクルートエージェントです。
最終的に自分で応募した求人で内定をもらいましたが、面接の復習やセミナーの手配など丁寧に対応してもらいました。
辞めてよかった理由2|激務から解放される


教員を辞めて本当によかったと感じる1番の理由は、激務からの解放です。
管理人ねむ子は、教員を辞めてから販売職として働き、現在はWebデザイナーとして働いています。
それぞれ仕事の大変さはありますが、やはり「教員の仕事量の多さは異常だった」と断言できます。
教員をやめてから、わたしの働き方はこんなに変わりました。
当記事を読んでいるあなたなら十分理解していると思いますが、教員の仕事量の多さは非常に有名です。
現場の先生の声
最近は道徳の教科化による評価の負担増、タブレットの支給による情報教育など、まだまだ業務量の改善は見えません。
私は、教員をやめた後に2社で働きましたが、教員の業務量が1番つらかったです。
今は、終業後の時間や休日をしっかり楽しみ、メリハリをつけて生活ができています。
辞めてよかった理由3|副業や新しいことにチャレンジできる


教員を辞めて、自分の時間や心に余裕ができ「新しいことを始めたい」という前向きな気持ちをもつことができました。
当ブログも、教員を辞めて「新しいことを始めたい」と考えて作成したサイトです。
教員を辞めようか悩んでいたときは「自分には教育の知識しかない」と思っていました。
この記事を読んでいる方の中にも、同じような考えの方がいるのではないでしょうか。
たしかに、今は教員の経験や教育の知識しか無いかもしれません。
しかし、教育の知識は別のいろんなところで役立ちます。
新しいスキルだって、これから身につけられます。
新しいことを学ぶために転職活動をするのも、立派な退職理由です。
辞めてよかった理由4|しっかりと休むことができる


教員を辞めてからはもちろん、別の仕事に就いても休みはしっかり休めるようになりました。
私が教員を辞めて、別の仕事に就いたとき、様々なちがいに驚きました。
- 昼休みがちゃんと確保されている
- 自分のタイミングでトイレに行ける
- 休日に仕事をしなくてもいい
ここからは、教員のときと、転職後で具体的にどのように違うか説明していきます。
昼休みがちゃんと確保されている
教員時代の昼休みは、もはや休み時間ではありません。
教員時代は、そもそも休み時間がいつ設定されていたのかもわからない状態でした。
しかし、新しい仕事では、休み時間は自分の時間を確保することができました。
昼休みがしっかりあることで、こんなメリットがありました。
- 自分のペースでご飯を食べることができる
- 郵便局やATM、電話などの所用を済ませられる
- 休憩があることで、気持ちを入れ替えメリハリをつけて働ける
自分のタイミングでトイレに行ける
教員時代は、意識をしないとトイレに行くことも忘れてしまうほど忙しい状態でした。
なぜ教員がトイレに行けない?
- 授業時間に抜けられない
- 休憩時間は子どもたちに話しかけられる or トラブル対応をしている
- 教室ちかくのトイレは子どもたちで混む
- 教員用トイレは職員室前にしかなく遠い



わたしは授業中に、耐え切れないほどおなかが痛くなったことがあります。
たまたま子どもたちの作業時間だったので、しれっと教室を出てトイレに行きました…。気付いた時には限界のことも多いです。
トイレを我慢すると、膀胱炎などの深刻な体調不良も起こります。
人間らしい働き方ができるようになったなぁと、トイレの問題を通して実感しました。
転職してからはトイレに行きたいときに行ける環境にありがたみを感じました。
休日に仕事をしなくてもいい
教員は休日に持ち帰った仕事をしたり、授業準備をしたりが当たり前でした。
しかし、転職後は仕事の持ち帰りや、休日に仕事をしたことはめったにありません。
その理由は、上司の考え方の違いだと感じています。
教員時代の上司



単純作業は持ち帰って寝る前にやるとヨシ!
土日は教材研究をして備えよう!
土曜日は私も学校にいるし、来たら相談くらい乗れるよ!
- プライベートの過ごし方を指定してくる
- 土日は平日の準備をする期間だと思っている
- 休日に仕事場に来ることに違和感を感じていない
転職先の上司



休みはしっかり休んでリフレッシュすることが大事よ!
休みと仕事のメリハリをつけよう!
休みの日は仕事場には来ないこと!
- 休みの質が仕事の質につながるという考え方
- 休日に仕事場に来ることを禁じる
「休みはしっかり休むこと!」と言われたときに、非常に感動したことを覚えています。
休日にリフレッシュをすることで、翌日からの仕事をがんばろうという気持ち
業務時間にタスクを終えられる安心感と達成感
転職して初めて感じることができました。
辞めてよかった理由5|教育の知識は様々な場面で役立つ


教員を辞めたいと思ったとき「せっかく先生になったのにもったいない」と言われたことはありませんか?
管理人ねむ子も、まわりから言われたし自分でも「教員をやめるのはもったいない」と思っていました。
しかし、実際に辞めてみてからは「教員をやめるのはもったいことじゃない」と感じています。
その理由は、教育の知識や教員の経験は様々な場面で役立つからです。
- 教科指導の方法 → 自分の子どもに勉強を教えられる
- 学級経営の経験 → 自身が親になったときに、担任の気持ちが分かる
- 教員免許の取得 → 転職の際、職種によっては有利になる
当記事の最初にも述べた「教員から民間企業への転職はできる」にも、教員の経験は社会で役立つ理由を解説しています。
教員の経験は、社会でもプライベートでも役立つのです。
私は、教員免許を取得した過程や努力を評価してもらい、Webデザイナーへ転職できました。
そして、現在はリモートワーク・完全週休2日制・残業ほぼなしで働いています。
教員を目指した経験が無ければ、今の働き方は叶えられていません。
教員を辞めてよかった理由5つのまとめ
以上が、元教員のねむ子が教員を辞めて良かったと思う理由5つです。
仕事を続けることは素晴らしいですし、続けていたら楽しいこともたくさんあると思います。
しかし、現時点で心と体のバランスが崩れてしまったり、どうしようもなく辛い場合は、転職をしてみてもいいかもしれません。
教員免許は辞めても残るので、正規でなくとも戻ることは可能です。
退職後も、お金や生活の問題はついて回ります。
教員をやめた後にあらゆる問題で後悔しないよう、対策を練っておきましょう


それでは、オヤスミナサイ。。。
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